MDR-CD900ST レビュー記事内における、一部表現の訂正。HD580。 [audio]
SONY MDR-CD900ST レビュー記事内における、一部表現の訂正を申し上げます。
『プロの道具は、家庭で使えるのだろうか。SONY MDR-CD900ST レビュー』
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-10-21
この記事の一部表現に、訂正すべき点が見つかりました。
問題の箇所は、
SENNHEISER HD580 Precision に関する表現です。
>なぜHD580を購入しないのか。
>その答えは、アンプにつながないと、充分な音量が得られないからです。
>HD650も、同じです。アンプで鳴らさないと充分な音量が得られません。
上記のように表現してしまいましたが、
今現在、HD580 が、手元に届いて、
上記のインプレッションは、とても、誤りであることがわかりました。
いま、HD580 を使い、Walkman E シリーズで、音楽を聴きながらこれを書いています。
上記の印象は、かなり騒音がある店頭での印象であり、
今現在、静かな室内においては、音量に関する印象は、かなり変わりました。
SENNHEISER HD580 Precision は、
ハンディ・オーディオにおいても、充分な音量を確保、出来ています。
私が使っている、Walkman E シリーズのヴォリームは、
0~30まで上げることができるのですが、
JazzやPops、ヴォーカル曲であれば、ヴォリーム位置 15~20ぐらいで、
充分な音量が得られています。
MDR-CD900STや、標準のイヤフォンでは、それを、10~15位で聴くことが多いです。
フルオーケストラのクラッシック曲に関しては、
20~25あたりで、ちょうどよい音量が得られる感じです。
クラッシック曲は、どうしても、ピアニシモの部分がとても小さく録音されていますので、
ヴォリーム位置も、高くなりがちです。
録音の、ダイナミック・レンジが広いので仕方がないことです。
いずれにせよ、MDR-CD900STのレビューで私が書いた、
HD580は、ハンディ・オーディオでは、充分な音量が得られないという意見は、
とても、間違った意見でした。
かなり騒音がある店頭の試聴では、わからなかった、嬉しい誤算です。
このヘッドフォンを街中で使いたい、通勤で使いたいということであれば、確かに、音量が不足するように感じると思います。
しかし、HD580を街中で使いたいという人は、ほとんどいないように思えます。
静かな室内であれば、充分な音量が、確保出来ることがわかりました。
これだけ音量が確保出来ると、ハンディ・オーディオでも、
HD580 Precision の高品位な音楽を充分に堪能することができます。
詳しいレビューは、エイジングが終了してから行いたいと思います。
まだエージング途上でありますが、
相当によい音であります。
開放型ですので、音に広がりがあります。
装着感も、かなり快適です。
クラッシック系、ヴォーカル曲、とてもいいです。
音の質感が、とても高いです。
感動出来ます。
魂に響いてきます。
品格が高い音質です。
これだと、長時間、音楽を楽しむことも、可能に思えます。
ネット上で、よく見掛ける評価でもありますが、
コスト・パフォーマンスは、極めて高いと感じます。
私も、とても、そう感じます。
いま、私の手元にある SENNHEISER HD580 Precisionですが、
サウンドハウスのネット通販にて購入いたしました。
二日前の、深夜に、ネット上で注文し、
その日の早朝に、出荷され、
いま、届いたばかりです。
本当は、今朝、am10:30に、配達に来られていたのですが、
不在の状態で、先程受け取った次第です。
とても、納品が迅速でありました。
電話での問い合わせもいたしましたが、
極めて、迅速かつ、正確、丁寧な応対でありました。
製品保証は、サウンドハウスにより、1年間の保証が付けられています。
価格は、¥23,800+送料 ¥525でした。どちらも税込みです。
サウンドハウスの通販の対応には、満足出来ています。
ネットでの注文において、配送を、「ヤマト運輸」か「佐川急便」のいずれかを選べるのは、
とても、ありがたい配慮に思えました。
そのいずれか一方は、「素早いけれども、荷物の取り扱いが手荒」という評判があるのを、私は知っているからです。どちらに、その評判があるのかは、書きません。
私は、迷わず、クロネコヤマトの、「ヤマト運輸」を選びました。
サウンドハウスでの、HD580の在庫状況ですが、「在庫稀少」となっています。
ドイツ本国では、生産が続いているという、
日本のネット上の情報は知っているのですが、
日本の正規代理店のカタログからは、外されているモデルです。
ドイツ本国で生産が続いているというのは、信頼出来る情報なのか、気掛かりであります。
HD650という、極めて評価の高い、SENNHEISERのトップモデルが登場するまでは、
HD600というモデルが、SENNHEISERのトップモデルだったようです。
HD600と、HD580は、外観が異なるだけで、使われているユニットも同一であり、
音質も、ほとんど違いがないと聞いています。
極めて、コスト・パフォーマンスに優れたモデルなのです。
とても親切に応対して下さった、ヨドバシカメラの店員さんは、
HD600と、HD580、その両方を所有し、
とても大切に、家宝のように使っているという話でした。
彼は、HD600の在庫を、私に見せてくれました。
HD600は、コテコテの塗装が施されていました。
その店員さんへ。
ごめんなさい。私は、サウンドハウス通販で購入しちゃいました。
サウンドハウスの通販が、信頼に値するものかどうか、試す必要があったからです。
でも、店員さんから、MDR-CD900STを購入したので、許してくれますよね・・・。
ごめんなさい。
ところで、
SENNHEISER HD580 Precision の「Precision」というモデル名ですが、
通常モデルは、「Precision」であり、
「Jubilee」というモデルは、
ゼンハイザー社50周年記念のリミテッドエディションとのことであります。
少し前に、ブラームスの交響曲 第4番の演奏がはじまりました。
とてもいいです。
とても、いいです。
とても。。。いいです。。。
ぁぁぁぁぁぁぁぁ。
美しく、凛々しく、雄大に、切々と、魂に響いてきます。
こんなに美しく、ブラームスを聴くのは、久しぶりの経験であるように思います。
もしかすると、オートグラフで、ブラームスに陶酔していたとき以来の経験かもしれません。
HD580を、購入して、本当によかったと思えます。
本当に、よかった。
MDR-CD900STは、違うジャンルや、違う切り口で、
これからも、私達を楽しませてくれると思います。
昨日の夜。私達は、HD580の到着を待ちながら、
あらためて、MDR-CD900STの音を確認していました。
私の、とても身近で大切な人は、MDR-CD900STで、ある曲を聴き、涙を流していました。
とても感動してしまったといっていました。
MDR-CD900ST と、SENNHEISER HD580 Precision 。
とても違う音がするのですが、どちらも、とても優れたヘッド・フォンであると感じます。
こういうコダワリ好きですよ!
音は勿論好みの音でなければなりませんが
最後は触った質感とかで買うのを決めちゃったりします!
by ハイマン (2006-10-29 01:15)
ごめんなさい・・
私のは、MDR-7506でした。
これも、音はいいですよ。
by Baldhead1010 (2006-10-29 14:18)
Baldhead1010さまへ。
MDR-7506。この機種も、試聴しました。
MDR-CD900ST と MDR-7506 は、兄弟のような関係のようですね。
両者は、かなり音の傾向に違いがあるものの、基本的には、同じ感覚の音も出てきます。
MDR-7506は、私も、かなり気になっていた機種で、ジョージ・ルーカスが仕事で使っているという話も見掛けたように記憶しています。
私は、色としては、赤よりも、青の方が好きでありまして、店頭の試聴の前の段階では、MDR-CD900ST よりも MDR-7506 の方が気になっていました。
MDR-7506 もいいヘッド・フォンだと思います。
たぶん、あのジョージ・ルーカスも使っているほどですものね。
MDR-7506 の音を聴いて、私は、「ぁぁ、この機種は、JBLを意識した音色に仕立て上げられているのだ」と理解しました。
MDR-7506 は、カルフォルニア・サウンドを意識して、躾けられていると、私は考えています。
Baldhead1010さん、いつも、コメントをありがとうございます。
これからも、よろしくお願い致します。
m(__)m
by 旅人J (2006-10-29 15:04)
ハイマン 様。
ナイスなコメントをありがとうございます。
触った質感とか、それを自分の「道具」として、日常生活に取り入れるのかどうかは、とても大切なことですねー。
by 旅人J (2006-10-29 15:17)
拘りが良いですね。
by noric (2006-10-29 16:40)
参考になりました!大事な音楽を聴くときは音にもこだわりたいですよね♪
by madoka (2006-10-29 21:53)