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SONY ウォークマン NW-A808。とりあえずのレビュー。 [audio]

 わたくしの妻が数時間前に、SONY ウォークマン NW-A808を購入した。

SONY ウォークマン Aシリーズ ビデオ対応 8GB ブラック NW-A808 B

SONY ウォークマン Aシリーズ ビデオ対応 8GB ブラック NW-A808 B

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: エレクトロニクス


SONY ウォークマン Aシリーズ ビデオ対応 8GB バイオレット NW-A808 V

SONY ウォークマン Aシリーズ ビデオ対応 8GB バイオレット NW-A808 V

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: エレクトロニクス



SONY ウォークマン Aシリーズ ビデオ対応 8GB ホワイト NW-A808 W

SONY ウォークマン Aシリーズ ビデオ対応 8GB ホワイト NW-A808 W

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/07/10
  • メディア: エレクトロニクス


 これまで、シリコン・オーディオとしては、SONY ウォークマンEシリーズ NW-E005、あるいは、NW-E003などを使ってきているが、かなり気に入っている。これらには、クリップの別売りアクセサリーを購入しており、シャツにクリップ止めして使えたりして、なかなか便利だ。
 私達が使っている、旧型のウォークマンEシリーズは、今はほとんど販売完了品であり、一部で安売りされているかも知れない。私達は、いまだにこれらを気に入って使っている。音質も決して悪くない。かなりよいといえる。かなり満足できる音質だ。プロ用のヘッドフォンMDR-CD900STもとてもいい音で鳴らしてくれるし、いつもは、ゼンハイザー MX400で、充分に納得がいく音質が得られている。 

SONY ウォークマンEシリーズ 2GB/ブラック NW-E005/B

SONY ウォークマンEシリーズ 2GB/ブラック NW-E005/B

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2006/06/10
  • メディア: エレクトロニクス


 
 今回、NW-A808を購入するにあたって、事前に競合機種になったのは、iPodシリーズであった。
 動画がどちらがきれいに観ることができるか。
 どちらが音がよさそうであるか。
 転送ソフトはどうだろうか。
 実際に持ってみての質感。
 こういうことを一応、軽く調べて、妻が選んだのが、NW-A808だったということである。
 電池の持続時間は、NW-A808では、動画で8時間程度、音楽で30時間あまり。
 iPodシリーズでは、動画を再生するとバッテリーがすぐに切れてしまうという話は聞く。
 曲の探しやすさではiPodシリーズの方が優れているように思える。

 私達がNW-A808を購入してみて初めてわかったことがある。

 一番はじめに、妻がとても喜んだのは、音楽を聴きながら、お気に入りの写真を閲覧できることだ。
 写真の転送は、とても手軽にできる。
 再生される写真もかなりきれいだ。

 二番目に書いておくべきことは、相当に音質がよくなっていると思えるということである。
 わたくし自身は、ごく短時間試聴しただけなので、こうと決めつけるほどのことは書けないのだが、まず、ホワイトノイズがほとんど消えている。
 イフェクトをかけないで聴いて、なかなかいい音に思える。
 旧ウォークマンEシリーズに比べて、短時間の試聴で、ある知人は、こちらの方がいいと思えるといっていた。
 私は、数曲聴いてみて、旧ウォークマンEシリーズの方がいいと思える曲もあったが、NW-A808はまっすぐな音の傾向があり、これはこれでよく、旧ウォークマンEシリーズはイフェクトをかけないままで、ややウォームでふくらみ気味の音がしているように感じた。
 ネット上で散見される意見としては、iPodシリーズよりもかなりいい音がするという意見が多いようだ。
 少しだけ、アニメの音声を当然のことながら動画を見つつ聴いてみた。これが、かなり音がいい。
 動画そのものは、かなり小さいものの、かなりきれいに見えるといえる。妻も知人も、その動画のきれいさがとても気に入ったようだ。
 
 付属してくるイヤホンは、私達が愛用しているゼンハイザー MX400に、音の傾向がかなり似ているように思えた。
 付属イヤホンは、ほんの数分間聴いただけなので、しっかりとしたレポートはできないが、エージングがすすめば、かなり気に入る音になることが予想できた。購入後すぐのエージングができていない時点では、やや高音がエッジが立ちすぎている感じはするものの、これは仕方がない。数時間か、二十時間ぐらいのエージングで落ち着いてくる可能性は高いように思える。まあ、私達は、常日頃、ゼンハイザー MX400を愛用しているので、妻はゼンハイザー MX400を当然のごとく、「こっちの方がずいぶんいいわ」といって、そちらに付け替えて使っていた。
 なお、ゼンハイザー MX400は、いまは旧製品となっており、入手は難しいかも知れない。MX400については、http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-23でレポートさせていただいている。その後継機も、割と評判がいいようであるが、私はまだ試せていない。MX400は、安価でありながら、良質の音を聴かせてくれるので、この製品の販売が終了したことは寂しく思う。
 プロ用のヘッドフォンMDR-CD900ST。こちらについては、下記リンクでレビューを書かせていただいている。
 http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-10-21
 さほど高価でないのに、かなりよい音を聴かせてくれる。私達のお気に入りである。魂に触れる音がするといってもいいと思う。
 

 三番目に動画の画質について。
 上記のごとく、わたくしもかなりきれいだと思えるし、妻は大喜び、知人も気に入ったようだ。

 四番目に操作性について。
 操作性は、メカ音痴気味の妻が平気でマニュアルなしで使いこなしているので、基本的なことはかなり直感的に使えるといえる。
 

 五番目に動画ファイルの転送について。
 五番目にわかったのは、aviファイルがそのままの形で、転送できることが多いことがわかりつつある。まだ、購入して、時間も浅いので、まだ試験中ではあるが、以下のようなことがいえる。

 幾つかアニメなどをNW-A808に転送してみて、はじめは、メーカーの仕様として、ビデオ再生対応コーデックMPEG-4/AVC(H.264/AVC)とあるので、様々なコーディクのaviファイルをそれに適応した、「.mp4」ファイルに変換した動画ファイルを用意して、NW-A808に転送しようとした。結果としては、そうやって用意したいくつかのファイルは、転送できなかった。「対応してない形式です」だったか、そういう意味合いの警告が出て、転送できなかった。
 ここで、わたくしは、マニュアルをほとんど読まずに、試しに、数種類のコーディクによる動画ファイルを、aviファイルのまま、転送ソフトである、「Image Converter 3」のリストに追加し、転送してみた。すると、驚いたことに、そのまま、「Image Converter 3」が、最適な形に変換して、NW-A808に転送されることがわかった。
 ただ、それも完全ではなく、mp4にしたファイルはすんなり転送できて、aviのままだと、転送が99%のところでImage Converter 3が固まってしまうファイルが、ひとつ見つかった。

 わたくしのパソコンでは、25分のアニメが、8分ほどで転送できる。CPUは、Intel Core2 Duo CPU 6600 2.40GHzでの転送だ。
 
 今現在、DivX6xx、divx521-51ac3、これらは転送でき再生できたのが確認できた。いま、WMV9による動画が転送されつつある。これもまた、無事に再生されることが確認できた。
 一方、転送できなかったコーディクは、LameVBR。これはダメだった。LameVBRにも、色々な種類があるのかも知れないが、とりあえず手元にあって転送を試みたLameVBRによるコーディクによるaviファイルの転送はうまくいかなかったということだ。
 divx521-51aac。これは、転送できたが、音声が入っていないことが、いま確認できた。もともとのコーディクの時に、5.1サラウンドか何かを圧縮されたファイルであるようだ。ちなみに、これらのファイルは、パソコン上では問題なく再生されるものの、TMPGEnc 4.0 XPressを使っても、音声が認識されないのでTMPGEnc 4.0 XPressでファイルの作り替えをしても音声抜きになってしまうので、はじめから取り込み直すしかないように思われる。
---以下、数行の記述は、必要ない人には、それはもう全然必要ない文章で申し訳なく思う。煩雑になるだけであるが、必要な人にとっては、かなり参考になるかも知れないので、校正で削らないことにしたい。---
 これらのファイルから何らかの方法で音声を抜き出せば、変換もできるかと考え次のソフトを試してみた。「ぷっちでここ 」、「SUPER (c)」、「Xilisoft Audio Converter」。これらは優れたツールと思えたが、残念ながら、手元にあったファイルの変換には失敗した。「SUPER (c)」は、いったん変換がはじまるのだが、その数秒後にエラーが出た。
 ------後日加筆。-----
 TMPGEnc DVD Author 3 with DivX Authoring のようなソフトを用いて、divx521-51aacファイルを一旦、DVD-videoの形にHDDに書き出して、そこから、MPEG-4/AVC(H.264/AVC)形式でエンコードし直せば、ウォークマンに転送できる形になることがわかった。この方式だと、元ネタがどこかに紛れ込んで見つからない時でも、苦労することなく、またエンコード時間も割と短めで、ウォークマンへの転送が可能だ。
 友人の協力も仰いで、いくつかのファイルを確かめてみたところ、divx521-51aacであっても、TMPGEnc 4.0 XPressで、そのまま音声が認識され、mp4に音声付きで変換できることもあった。aviファイルをどのように作ったかで、おいしい料理の仕方は変わってくるようである。
 ------加筆終了。-----

 6番目に付属ソフトについて。
 まずはじめに、Macintosh版の転送ソフトがないのは、寂しいが、そういう時代かも知れない。
 SonicStage4.3は、まあ、いろいろいわれているが、使いにくい面も確かにある。その一方、優れた面もあるように感じる。iTunesも使っているが、iTunesだと、フランス語、ドイツ語などで、アンサンクなど、「e」「c」などの文字に上にチョンチョンがついていたり、下にペロッとシッポが生えたりする文字がファイル名についてしまうのだが、これが結構やっかいだったりする。DVD-RやCD-Rなどにバックアップをとる時に、それらの文字が引っかかってしまうこともある。この点では、SonicStageが優れているように感じる。CDDB、CD情報取得で危ない文字が拾われることがほとんどない。また、あまり知られていないと思えるのだが、情報がないmp3ファイルの演奏者やアルバム名を探してくれるという、とてもありがたい働きもしてくれる。数年前に、CD情報なしで作ったmp3ファイルなどにアルバムタイトルや演奏者の名前を付けられるのは、とても便利だ。
 Image Converter 3は、上記のごとく、変換ソフトとして、私の予想以上の働きをしてくれた。静止画の転送は瞬時に終わる感覚だ。
 私としては、予想以上によいと思えもするImage Converter 3であるが、15ぐらいのファイルの中には1個だけ、転送完了間際に固まってしまうものもあったというのは、上に記したとおりで、さらなる安定感は欲しいところではある。
 ところで、それに関連する話として、今の日本のDVDデッキでは、デジタル放送を録画したものは、CPRM対応のDVD-Rにムーブされる。一度だけコピーされ、HDDから消えてしまう。ところが、ここまで厳しいコピー制限が掛かっている国は日本だけであって、政府と民間団体の動きとして、9回まではコピー利用できるようになりそうである。そうなると、今年の年末商戦ぐらいか来年ぐらいには、9回までコピー可能なDVDデッキが登場するのかも知れない。数ヶ月前にDVDデッキを買った人達は、ちょっと可哀想に思える。
 著作権法が、ミッキーマウス法と呼ばれるアメリカ。ビートルズのレコードの著作権が切れる直前に、日本の著作権の50年という基準が変わるかも知れないともいわれたりする日本。日本の文化レベル向上のためには、著作権法やその運用の見直しが必要であるような気がとてもする私である。



 以下、妻が選んだオプショングッズ。

SONY 本革キャリングケース ホワイト CKL-NWA800 W

SONY 本革キャリングケース ホワイト CKL-NWA800 W

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: エレクトロニクス


SONY 本革キャリングケース ブラック CKL-NWA800 B

SONY 本革キャリングケース ブラック CKL-NWA800 B

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: エレクトロニクス


 妻は白を選んだ。
 質感は高い。
 見た目の大人っぽさもある。
 フリップ状のカバーは、薄い磁石で止まってくれる。
 ボタン操作は、皮の上からという感じになって、ホイール型のボタンの「再生ボタン」を押したつもりでその周囲のボタンを押してしまうことがありがちだ。この点以外は、かなりいい作りといえる。ただボタンの押し間違え状態になりがちというのは、場合によってはかなり煩わしく感じることと思える。
 操作性と保護機能という面では、シリコンケースなどの方がいいのかも知れないが、急に安っぽい感じになりそうでもある。
 ちなみに、私の妻は、この皮ケースの操作性の悪さはほとんど気にならないようだ。操作性よりも、質感重視なのかも知れない。
 また、この製品には金属のリングがついているが、簡単に、紐状のものに取り付けができて、落下防止という面では高く評価できる。シリコンオーディオとはいえ、あまり落とすことはしたくないと思えるので、ありがたく思える機能だ。

 
 SONY製のディスプレイ保護シート、PRF-NWA800は、2枚保護シートが入っていた。サイズがギリギリまであるので、きれいに貼るのが、かなり難しかった。わずかに、貼り付ける面に汚れがついてしまったが、液晶が映像を出している時には、気にならない。
 
 このクリップも魅力的に見えた。

SONY クリップ(A800シリーズ専用) CLP-NWA800

SONY クリップ(A800シリーズ専用) CLP-NWA800

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: エレクトロニクス


 

 以下の関連グッズは先程見つけた。
 上記のケースの操作性がつらすぎるようだったら検討してみたいと思っている。
 まあ、妻が皮ケースで満足しているのと、落下防止の面からは、上記ケースの方が有効なので、上記のままの運用になりそうではある。

SONY ク リアケース(A800シリーズ専用) CKH-NWA800

SONY ク リアケース(A800シリーズ専用) CKH-NWA800

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: エレクトロニクス


エレコム SONY NW-A800用シリコンケース 液晶フィルム付(ブラック) AVD-SCSA08BK

エレコム SONY NW-A800用シリコンケース 液晶フィルム付(ブラック) AVD-SCSA08BK

  • 出版社/メーカー: エレコム
  • 発売日: 2007/05/01
  • メディア: エレクトロニクス


SONY シリコンケース(A800シリーズ専用)ブラック CKM-NWA800 B

SONY シリコンケース(A800シリーズ専用)ブラック CKM-NWA800 B

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: エレクトロニクス


エレコム SONY NW-A800用液晶保護フィルム AVD-PFSA08CR

エレコム SONY NW-A800用液晶保護フィルム AVD-PFSA08CR

  • 出版社/メーカー: エレコム
  • 発売日: 2007/04/26
  • メディア: エレクトロニクス


エレコム SONY NW-A800用シリコンケース 液晶フィルム付(クリア) AVD-SCSA08CR

エレコム SONY NW-A800用シリコンケース 液晶フィルム付(クリア) AVD-SCSA08CR

  • 出版社/メーカー: エレコム
  • 発売日: 2007/05/01
  • メディア: エレクトロニクス


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yas

ゲットおめでとうございます!
私も愛用して随分経ちます。
お気に入りの写真をいれて、疲れたときに見るとなんとも
癒されますね!(^-^)/
by yas (2007-08-25 18:56) 

旅人J

yasさん。niceとコメントありがとうございます。
既にお持ちなんですねー。
なかなかいい製品ですねー。
by 旅人J (2007-08-25 21:29) 

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