SSブログ

ドラゴンクエストⅤ で、やってみたかったことを実現してみる。 [PC Game]

 ドラクエ5でやってみたかったことをやってみた。
 文字で書くよりも、数枚の画像が雄弁であることもある。
「ちいさなメダル」をたくさん集めてみたい。しかも、ごほうびアイテムをもらっても、すぐに「ちいさなメダル」を補充してしまえたら…。
 カジノで、数分のうちに、あふれるほどのコインをもってみたい。等々。
キャプチャー2-2++.jpg
キャプチャー3-2++.jpg
 『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』。1992年9月27日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された。
 わたくしにとって、同作品は、いろいろと思い出深いものがある。

 今回わたくしが使ったのは、SNESGT Ver0.218 というフリーウエアのエミュレーターと、Soft3304.net http://www.soft3304.net/ にて配布されている、EasyGame for Windows というシェアウエアだ。EasyGame for Windows は、シェアウエアだが、5秒間待つと全機能が使える。この組み合わせであれば、オリジナルの良さを味わいながら、オリジナルのソフトとハードではできなかったことが実現する。EasyGame for Windows については、わたくしの過去の記事、http://tabibito-j.blog.so-net.ne.jp/2007-09-09-5 で書かせていただいている。

 SNESGT Ver0.218 というエミュレーターは、わたくしが使ってみた範囲では、とても安定している。
 このエミュレーターの優れた点として、オリジナルの動きの速度を変化させられる点が上げられる。
 わたくしは、今回、懐かしさと過去に触れた作品を味わい直すために、1.5倍速~1.8倍速程度でプレイしてみている。
 こういう速度だと、大海原を航海する感じなどは、やや損なわれるものの、とてもサクサク進んでゆけるので心地よさも味わえる。
  SNESGT Ver0.218 のもう一つの嬉しい機能として、「神父さん」に「お祈りをする」をしなくてもセーブができてしまう機能がついている。「状態保存」というスロットが9つ用意されていて、そのゲームの状態をセーブし、「状態復元」というところから、元に戻ることができる。また、エミュレーターがあるフォルダーに「save」というフォルダーがあり、そこに、状態を記録したファイルが入っており、それらを別のフォルダーに逃がすことによって、様々なシーンを記録してゆくことも可能だ。
 
 カジノのコインが9,307,823枚もあったりする。
キャプチャー4-2++.jpg
 仲間になった、スライムのスラリンも、こんなに強くなってしまったりもする。
キャプチャー5++.jpg
 プレイステーション2版の『ドラクエ3』は、3Dになっており、色遣いなどもやさしくなっていて、そういう面では好感が持てたが、しばしば、CD-ROMへのアクセスがあり、また扉がどこにあるかわかりづらかったりして、素朴な画面でよいから、スーパーファミコンのROM版のように、なめらかに動いて欲しいという気持ちになり、すぐに手放した。
 著作権法を考えるとき、エミュレーターを使うこと、吸い出したROMを使うことは、ややグレーゾーンな世界かもしれない。しかし、スーパーファミコン本体も所有しており、オリジナルのタイトルも所有している場合、ほとんど「グレー」でないといえるのではないかと考える。
 以前ネット上で、こういうゲームを改造するソフトを見掛けて使ってみたことがあるが、すべてのアイテムをもっていたりすると、ゲームバランスもストーリーも、もう無茶苦茶になり、それはそれで笑い話的になってしまい、それはそれで笑えるシチュエーションになったりもする。
 
 EasyGame for Windows のよいところは、他の様々なゲームで使えること。また、お仕着せの最強ではなく、自分で解析しながら、自分らしい改造、節度ある改造ができるところだろうか。
 EasyGame。使い方が難しく感じるかもしれないが、なれてくると、そう難しくもなく、ユーザーフレンドリーなソフトであることがわかってくる。
 ちなみに、今回の 『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』では、経験値に関しては、EasyGameの、24ビットで探すのがよいようだった。
 EasyGame for Windows を使う上で、基本的な考え方として、ある状態で対象ソフトを記録し、そこから何か変化があったものを見つけ出すという使い方になる。
 あるキャラクターの経験値を増やす場合、極端に大きい数字を入れると、標準のまま、「すばやさ」とか「うんのよさ」などのパラメーターが最大値にならないままになる。これらも大きくしたいとき、はじめに経験値を2~3万ぐらい増やして、その状態で、各パラメーターを出して、その状態を、SNESGTなどのエミュレーターで、「保存」しておき、それから一度戦闘をすると、何段階かレベルが上がるはずだ。このレベルが上がるときにも、EasyGame for Windowsで、「10」になった、「11になった」という風に、レベルのアドレスも見つけ出しておくとよい。(こうしておくと、あとで経験値を落として、レベルを下げることも可能になる。) ちなみにレベルのアドレスを見つけるときには、「8ビット」で探す。そうして、レベルアップした時点で、「ちから」、「みのまもり」などのパラメーターを、EasyGame for Windows で探す。複数の候補が挙がってくると思うが、ここで、レベルアップ後の状態をSNESGTで保存し、レベルアップ前の状態に戻ってみる。その状態で、EasyGame for Windows で、例えば「ちから」のパラメーターのアドレスの候補が減っているはずだ。「ちから」や「みのまもり」などのパラメーターは、255までの「8ビット」の数値であるので、8ビットで探す。ふたたび、レベルアップ後の状態に戻り、これと思えるパラメーターを255までの数字で大きくしてみる。そして、強さの画面を一旦閉じふたたび開く。これで、その数値が大きくなっていれば成功。違っていたときには、エミュレーターで保存していた状態に戻れば、何の問題もなく復帰できる。
 こうしてみつかったアドレスは、ダブルクリックすると「ヒストリーに登録」できる。
 また、「みのまもり」などのパラメーターはダブルクリックして、「簡易メモリエディター」のボタンを押すと、その前後に、「うんのよさ」、「すばやさ」、「ちから」などのパラメーターが並んでいるので、それらもダブルクリックして、「ヒストリーに登録」できる。
「ちいさなメダル」を増やすときには、メダル王に会う前に、その状態をエミュレーター状で保存。例えば、7枚の小さなメダルをもっていて、「戦士のパジャマ」を欲しくなくてももらって、「小さなメダル」を残り2枚にする。これを、EasyGame for Windows で、メダル王に会う直前に、その状態を記録し、そして、メダルが2枚になったところで、「記録してから・・5減った」で検索。そして、「2になった」で絞り込み検索をする。「ちいさなメダル」の場合、「8ビット」で検索するのがよいようだ。
 こうして、あれこれ書くとわかりにくいと感じられると思うが、実際に試されてみると、ずっとわかりやすいかと思う。
 経験値は、「24ビット」。
 ゴールドは、「32ビット」。
 HPとMPは、「16ビット」。
 カジノのコインは、「32ビット」でアドレスが特定できるようだ。
 Mac版も同じだが、EasyGame for Windowsは、ある状態から変化があって、「○○になった」とか、「○○増えた」という風に検索して、できれば、さらに、「○○になった」と絞り込むことによって、変化させたいパラメーターのアドレスを見つけ出す。何かのパラメーターがみつかったら、関連するパラメーターのアドレスは、隣り合っていたり近くにあることが多い。例えば、HPとMPは隣り合っているし、「ちから」がみつかれば、「すばやさ」、「うんのよさ」、「みのまもり」などはその近くにある。
 
 
 名作といわれるゲームは、感動も大きく、それらをじっくりと味わうには、上記のようなチートをすることなくプレイした方がよいとは思える。
 そうである一方、現代人であるわたくし達はなすべきこともいろいろある。
 また、一度味わったゲームを掘り下げてみたいこともあるかもしれない。
 そういう場合に、エミュレーターやEasyGame for Windows はわたくしには、とてもありがたい存在に思える。

SANWA SUPPLY USBゲームパッドコンバータ(1P用) [JY-PSUAD1]

SANWA SUPPLY USBゲームパッドコンバータ(1P用) [JY-PSUAD1]

  • 出版社/メーカー: サンワサプライ
  • メディア: エレクトロニクス


 エミュレーターで、パソコンでスーパーファミコンやファミコンを楽しむ場合、上記のような製品を使うと、プレステやプレステ2用のゲームパットでコントロールできるようになる。エミュレーターで、キーボード上の各キーにボタンを割り振ってというのも悪くはないが、使い慣れたゲームパッドだとその世界に入り込みやすいように思える。
 わたくしは、ポピュラスというスーパーファミコンのゲームに惹き込まれていたことがあって、『ポピュラス』には、ⅠとⅡがあった。これらを十数年経って、ふたたびプレイできるのはかなり嬉しかったりする。Nintendo DSの『ポピュラス DS』を知人に少しやらせてもらったが、わたくしには、過去のスーパーファミコン版の方が、ずっと面白いように思えた。

ポピュラスDS 特典 アートワーク&テクニックガイド付き

ポピュラスDS 特典 アートワーク&テクニックガイド付き

  • 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
  • メディア: Video Game



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

御案内。御案内。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。