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PCで、高音質の音楽を楽しむ。第二回目。 [audio]

 前回の記事において、パソコンから高音質の信号を取り出すための機器を紹介申し上げた。
 音の入口にあたる機器を御紹介申し上げた訳だが、今回は、オススメの音の出口を御紹介申し上げたく思う。

 以下の二機種は、パワードスピーカーでありながら、侮れない、かなり良い音を聴かせてくれる。
 私は、http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-12-15 で御紹介申し上げた、オーディオインターフェイスである、UA-3にこの二機種をつないでいる。
 下手な、ミニ コンポーネント ステレオよりも遙かに上質の音楽を演奏することができている。

ハーマン・インターナショナル ENCOUNTERJ

ハーマン・インターナショナル ENCOUNTERJ

  • 出版社/メーカー: ハーマンインターナショナル
  • 発売日: 2005/03/25
  • メディア: エレクトロニクス


SONY アクティブスピーカーシステム OZ SRS-Z1

SONY アクティブスピーカーシステム OZ SRS-Z1

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 1999/06/30
  • メディア: エレクトロニクス


 JBL encounter と、SONY OZ SRS-Z1 あるいは、OZ SRS-Z1PC。とてもオススメできる。

 各々のレビューを簡単に書きたい。
 JBL encounter 。
 2.1ch のパワード・スピーカーだ。
 小さめの2つのサテライトスピーカーと、やや大きめのサブウーハーの組み合わせ。
 パソコンに組み合わせる場合、2つのサテライトスピーカーをモニターの両脇にセットし、サブウーハーは足下などにセットすることができる。サブウーハーの置き場は中央でなくとも問題がない。
 音質・音量的には、このサイズでありながら、しっかりと堂々としたJBLサウンドを楽しむことができる。下手な、ミニ コンポーネント ステレオ システムが裸足で逃げ出すほどの音を聴かせてくれる。
 JBLらしい音。
 私は、JBLのスピーカーを所有したことはないけれども、学生時代、複数の友人が、その地域では有名なジャズ喫茶でバイトしており、その喫茶店は、極めて良質なJBLサウンドがウリだった。かなり大がかりで上質のJBLスピーカーとマッキントッシュのアンプからなるシステムが組んであった。JBLならではの「JBLらしい良い音」はそれなりに知っているつもりである。
 JBL encounter は、この価格でありながら、かなり良質のJBLサウンドを聴かせてくれるのである。しかも、アンプを用意する必要がないので、かなりの「お値打ち品」と言うことができると思う。
 「価格.com」での「クチコミ」欄での評価も、かなり高い。その中では、実際に、数十万するJBLのスピーカーを所有している方が、極めて満足できると評価されてもいた。
 音場の広がりは、かなり広がる感覚だ。パノラマ的に広がる。
 スーパーウーハーとのつながりは、とても自然であり、私の場合、足下右側においているが、全ての音は、二つのサテライトスピーカーから広がっているように感じる。
 音の生々しさ、艶やかさ、堂々とした鳴りっぷりが、とてもJBL的であり、かなり魅力的な音である。
 エレクトリックギターの「キュゥゥゥゥンッッ」という音や、女性ヴォーカルが、かなり魅力的に艶やかに鳴ってくれる。
 とても魅力的なスピーカー・システムなのだけれども、欠点がない訳ではない。
 JBLサウンドは、人を選ぶところがある。JBLサウンドは好きだけれども、長時間の視聴は苦手だという人もいる。JBLならではの「クセ」みたいなものがあり、それは魅力でもあり、欠点ともなりうる。
 もしかすると、微妙にイフェクトが掛けてあり、それが、魅力的な音を引き出すと同時に、独特の「クセ」みたいなものとして耳につくのかも知れない。
 私は、JBL encounter を高く評価しているが、ここぞという時に鳴ってもらうことにしている。
 そして、ここぞという時には、SRS-Z1も同時に鳴らしている。音量的に、JBL encounter 65%、 SRS-Z1 35% 位のミックス。小さな贅沢といえるかも知れない。この価格のオーディオセットでありながら、スピーカーとアンプなどでトータル100万円程度のセットに負けないような音を出してくれるのが、とても嬉しかったりする。
 http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-12-15 で御紹介申し上げた、オーディオインターフェイスである、UA-3にこの二機種をつないでいる。UA-3があると、複数のスピーカーセットを接続できるのでとても便利だといえる。
 私は、常日頃は、SRS-Z1を使っている。聴き疲れしないまっすぐな音だと感じるからだ。

 JBL らしい鳴りっぷりである JBL encounter に対し、SONYの OZ SRS-Z1 あるいは、OZ SRS-Z1PCは、素直なまっすぐな音であると表現して良いと思える。
 OZ SRS-Z1 と、OZ SRS-Z1PCの違いは、ほんのわずかな色の違いだけであると理解している。
 「クラシックFAN SONY SRS-Z1PCの商品レビュー」このキーワードで検索をかけると、クラッシック音楽愛好家の方が書かれた、SRS-Z1の推薦記事が見つかる。あるいは、「SRS-Z1で楽しむ」というキーワードでの検索でも、参考になる記事が見つかると思う。
 SRS-Z1は、スケールの大きな音は出ないけれども、こぢんまりとしてはいるものの、しっかりとした、音を聴かせてくれる。
 音の定位感は見事といえる。
 聴き疲れしない、まっすぐで、素直な音が、とても魅力といえる。
 高価で、しっかりとしたオーディオセットを知っている人であるほど、SRS-Z1の音は、良い音と判断されるのではないかと思っている。

 今回御紹介申し上げた、JBL encounter と SONY OZ SRS-Z1 は、パソコン用のパワードスピーカーとしてもオススメできるが、iPod シリーズなどの、ハンディオーディオ用としても、とてもオススメできる。
 
 
http://www.harman-multimedia.jp/products/encounter/index.html
↑こちらが、JBL encounter の輸入元のサイト。


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旅人J

http://www.harman-multimedia.jp/products/encounter/index.html
↑こちらが、JBL encounter の輸入元のサイトです。
by 旅人J (2006-12-17 02:23) 

yas

ソニーのSRSーZ1は聞いたこともありますし、もちろん販売したことも。
見た目に反して結構良い音なんですよね♪
それにしても音のこだわりっぷりは流石ですね~(^0^)
by yas (2006-12-17 21:50) 

旅人J

yas さん。こんばんは。
 SRSーZ1は、見た目がかわいらしいけれども、sonyの謳い文句のように「見えるように聞こえる」ところがいいですね。お褒めにあずかり恐縮です。そうなんです。良い音をかなり求める部分が自分の中にあるのです。m(__)m
 
by 旅人J (2006-12-18 00:26) 

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