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ロミオとジュリエット - Romeo and Juliet 。 [音楽]

 Romeo and Juliet 。 この曲は、ガット・ギターで演奏しても、とても美しい。
 リュートで演奏すると、さらに、雰囲気が抜群に合うかもしれない。
 (思い起こすに、私がギターで演奏したものを聴かされた人は、ちょっと可哀想かもしれない)
 今回、試聴曲として、Josh Groban - Awake に収録されているものを用意した。お聴きいただければと思う。

 今回の試聴曲も、かなり長めになっています。関係者のみなさまには、御容赦いただければと存じます。m(__)m
 
  前奏のヴィオラ (たぶんヴィオラかと…) がかなり美しい。
Awake

Awake

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2006/11/07
  • メディア: CD



Awake Live

Awake Live

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Reprise / Wea
  • 発売日: 2008/05/13
  • メディア: CD


 古楽器のヴィオラの演奏を聴いたこともあるが、その素朴な音色も魅力的だった。なめらかな音色の現代のヴィオラも美しく、古楽器も美しい。粗挽きの出雲そばのおいしさ。そういう感じの魅力が古楽器にはある。
 先日、2008年8月8日、富士山山頂にたたれた、皇太子殿下、徳仁親王(なるひと しんのう)も、ヴィオラを演奏されるのだと思う。
 ヴァイオリンを弾く人の場合、やや、スタンドプレイヤー的人格の人もいるような気がするが、ヴィオラの演奏をされる方は、協調性がある人物で柔らかな性格を持たれている人が多いのではないだろうか。ただ、ヴァイオリンを弾かれる方でも、コンサートマスターをされるような人は、リーダーシップもあり、協調性もあり、音楽的実力も高いのだろう。ベルリン・フィルのコンサートマスターと、その御仲間10名あまりの方々の日本での演奏を聴かせていただいたことがあるが、それは極めて美しかった。(話がそれて恐縮ですm(__)m)

ロミオとジュリエット (新潮文庫)

ロミオとジュリエット (新潮文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000
  • メディア: 文庫



 シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」は、学生時代に読んだ。
 当時、あまりワケわかったようなわからないような感じで、一通り、シェイクスピアの作品を読んでおいた方がいいと思えてそうした。海外の会社経営者の間では、シェイクスピアを読むことによって、人の機微や情感を知り、それを、人材活用のツールとして活かすということがよくされているという話を聞いたことがある。(余談で恐縮だが、海外の経営者の間では、ドラッカーは『経営学のバイブル』ともいわれたりしている。関連記事http://tabibito-j.blog.so-net.ne.jp/archive/c35368829-1)

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

  • 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
  • メディア: DVD


 この記事を書くにあたって(というか、この記事は試聴曲と50文字程度の記事になる予定が随分長くなっている。どれだけ長く書くつもりだ?)、Amazonで、下調べをしていると、オリビア・ハッセー主演の『ロミオとジュリエット』DVDを見つけてしまって懐かしかった。オリビア・ハッセーは、この映画に出ていた頃は、極めて可憐で美しい人だったが、その後、布施明と結婚した頃の彼女をちらっと見た記憶があるが、はなかなかに『濃い』ものを感じた。ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/ での彼女の記事を見たが、なかなか強烈な人生を送っておられるようだ。可憐な美少女も後々、恐ろしい変化を遂げる可能性があることを、若い男性はよく知っておいた方がいいかもしれない。ということを書いてしまうと、日本人の女性は、ヨーロッパや米国において、極めて評価が高いらしいということを書かなければならなくなる。日本の女性は、かなり歳をとっても、可愛らしいままの中高年の女性が多い。そういうところに海外で「結婚相手として一番望ましい女性は日本人女性である」という意見が多くなっているのではないかと想像したりする。アメリカ人などで日本人女性と結婚したような人は、パーティーなどに頻繁に出掛けて、自分が日本人女性と結婚していることを自慢し、見せびらかすらしい。

 ウィキペディアの皇太子殿下の記事にさっと目を通していたら、次のような一節が目に飛び込んできた。「1970年8月5日、大阪万博の三菱未来館を見学中「シェー」のポーズを取り、関係者を驚かせたこともある。しかし、歳に似合わぬ老成した言動から、学生時代のあだ名は「爺」であった」(←ウィキペディアより引用) ちなみに、御存知の方も多いと思うが、三菱グループの創始者にあたる人物は、坂本龍馬といっていいのかもしれない。と、話があちこちにいって恐縮であるが、「シェー」は、「シェークスピア」の「シェー」ともいえる。(←だからなんだというのだ。)
 いずれにしても、ユーモアは大切だという結論になるのかもしれない。
 私が、随分以前に読んだシェークスピアが、あまり面白いと思えなかったり、わかったようなわからないような感覚になったのは、シェークスピアが、それらを書いた当時としては斬新なギャグやユーモアを翻訳しきれていない面が強いのではないかと、今の私には思える。(古い英語を研究するために英国に留学していた友人は、そういう古い英語は相当にワケ分からないものがあるといっていたのを思い出す。) シェークスピアは、時に深刻だったり、時に情熱的恋愛を描いたり、時に、かなりお下品だったり、ユーモアやギャグもかなり使いこなしていたようなのである。
 
 余談として、近衞俊健氏という人物と仕事をした人の話が思い出されるので、ここに書いてみたい。(←もう完全にこの記事のテーマからそれまくってます…)
 近衞俊健氏は、日本のオーケストラにとってパイオニア的存在ともいわれたりする近衛秀麿氏の御子息で、山本直純の助手を務めたこともある人物であるようだ。近衞俊健氏と一緒に仕事をした友人の話によると、彼は、人の演奏を聴きながら、全く別の曲のオーケストレーションの楽譜を書いているのを目撃してしまったというのだ。この話を分解すると、人々が演奏している異なる音楽をきちんと聴いていながら、同時に、ある曲のピアノ譜レベルの曲をオーケストレーション化していて、スコア(総譜-フルスコア) に音符を各楽器用にすらすらと書いて編曲している、ということになる。驚異的な話だ。今のパソコンは、マルチタスクは当たり前だけれども、人はそこまで才能がある人がいるというか、訓練するとそうなれる人もいるということなのかもしれない。そうして書かれたスコアがあって、その曲は、私の愛聴曲になっているが、これがまた、オーケストレーションも見事なのである。

 この記事は、試聴曲と、二、三行の文章だけにするつもりが、何故にここまで文字数が多くなるのだろう。
 その理由を私は知っている。私の家族もとても知っている。私がとてもヘンなヤツだからだ。あははははは。すません。すいません。すいません。
 映画解説者として有名だった、淀川長治さんは、「さよなら。さよなら。さよなら」と三回いわれることに決められていたようだが、もともとは、何度も繰り返し「さよなら」といっていたが、巷で、「次回の『さよなら』は何回だ」と賭け事が流行ったりして、毎回3回にすると決められたなどと聞いている。『日曜洋画劇場(たぶん)』の解説では、私を可愛がってくれた、やや遠縁の「お姉さん(←ご本人からそう呼びなさいと厳命されていた)」が、淀川長治さんの相手役を一時期、務めていたこともあった。また、空港で、ぽつねんと腰掛けていらっしゃる淀川長治さんをお見かけしたことがある。その時は、お声をお掛けしたい気持ちが、かなりした。淀川長治さんと黒澤明氏が御親友の関係にあられたことは、この記事を書いていて知った。
「それでは次回をご期待ください。さよなら、さよなら、さよなら...。」 
 
 
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コメント 10

shiho

ロミオとジュリエット…、良いですよね♪
by shiho (2008-08-12 19:27) 

ram

Josh Groban の歌声って
ロミオとジュリエットのような名曲にぴったり
はまっていて素晴らしいです~♪
雰囲気がよいですね~イタリア語ですか??
by ram (2008-08-12 21:00) 

さぼてん

あぁ、良いですねぇ。聴き入っちゃいました(^^)

淀川さんの「日曜洋画劇場 40周年記念 淀川長治の名画解説」というDVDを拝見しましたけど、本当に映画が好きで、映画を愛してる方でしたねぇ。
どの解説も本当に面白い!その映画を観たくなっちゃうのが淀川節♪(^^)
by さぼてん (2008-08-13 00:27) 

つなみ

はじめまして^^
ご訪問いただき、niceとコメントをありがとうございました。
お近づきのしるしに、私も多めにniceを入れさせていただきました♪
by つなみ (2008-08-13 10:26) 

Chris

こちらでは初めまして。

楽器によって性格ってやはりでると私は思います。
主旋律を演奏する人たちはやはり派手好き、目立ちたがり屋で、
ヴィオラのようなハーモニーを演奏する人たちは大人しい性格な気がしますね。
低音楽器は大らかな人が多いと思います。
楽器によってもそれぞれ違って、私が吹いていたオーボエは
楽器のメンテナンスが大変なので、神経質な人が多かったです。

色々他の人に結構聞くと、あ~納得と思えたりして
おもしろいですよ。
by Chris (2008-08-13 12:06) 

madoka

ベルリンフィルのコンマスの方って、福岡ご出身のお方ですか?
私もカルテットでの演奏を聴かせていただいたことがあります、
まさに空気が震える瞬間でした。
でも、昨年とある大学でこのお方のレッスンを拝聴させていただいたのですが、お人柄の素晴らしさが感動的でした♡
by madoka (2008-08-15 04:32) 

旅人J_(wayfarer_j)

 みなさま、すばらしいコメントの数々を誠にありがとうございます。
 あまりに、貴重な御意見ばかりで、御返事を書くのに、かなり気合いを入れる必要を感じています。
 この記事に、ぺろぺろっと書いたことが、みなさまのこれほどまでに貴重な御意見を引き出したことに驚いてもいます。そういう意味では、この記事を書いて、とてもよかったと思えます。
 ということで、ここのみなさまへの御返事は、後日書かせていただくということで、お許しいただけるとありがたく思います。

by 旅人J_(wayfarer_j) (2008-08-22 07:59) 

koume

こちらにこっそり…。
ロミオとジュリエットの曲は、昔から好きです。
オリビア・ハッセー、可憐な少女でしたけど、今はう~ん…w
確かに布施明と結婚した時は、びっくりしました^^;

近衛さんって珍しい名前ですけど、もしかして近衛文麿の系列なんでしょうか??
って言いながらちょっと調べたら、やっぱり近衛家の方なんですね。
元子爵家かぁ、なんかカッコイイなぁw

by koume (2008-09-01 14:24) 

旅人J_(wayfarer_j)

koume さん。御訪問いただき、素敵なコメントをありがとうございます。
オリビア・ハッセーさんについては、あははははと、笑ってみたりします。
近衛さんのお顔を拝見したのですが、昭和天皇様とかなり雰囲気が似てありました。近衛という名前自体が、なんだか格好いいですね。
by 旅人J_(wayfarer_j) (2008-09-02 01:01) 

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