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カヴァティーナ [音楽]

 英国の作曲家スタンリー・マイヤーズによって作曲された『カヴァティーナ』は、きわめて美しい。
 映画『ディア・ハンター』のために作られた曲であるようだが、その映画はなにげなくかなり深刻な映画であるような雰囲気がして、私はまだ見たことがない。

 私と、私の家族にとって、この『カヴァティーナ』は、とても大切な愛聴曲の一曲となっている。

 『ベスト・クラシック100』。このクラッシック曲集のDisk 4に、マイヤースの『カヴァティーナ』が収録されている。
 このCDで聴くことができる『カヴァティーナ』を、私達はとても気に入っている。

ベスト・クラシック100

ベスト・クラシック100

  • アーティスト: オムニバス(クラシック), アカデミー室内管弦楽団, マリナー(ネヴィル), ヘンデル, メニューイン(ユーディ), グスタド(カメラータ・リジィ), リジィ(アルベルト), ヴィヴァルディ, マーシャル(ウェイン), バッハ, タックウェル(バリー)
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/04/13
  • メディア: CD


 このオムニバスアルバムは、CD6枚組で、様々なアーティストの名演が取りあげられており、6枚組でありながら、定価3,000円ととてもお求めやすい価格になっているのが嬉しい。Amazon.comであれば、今は¥2700になっている。
 このアルバムは、いろんなクラッシックを聴き込んだ人にとっても、こんな演奏もあるのだという発見があり、楽しめるものになっていると感じる。また、クラッシック音楽の入門という意味でも、なかなか意義深いものになり得るかと思う。

 このアルバムに収録されている、『カヴァティーナ』は、きわめて美しい。
 私の耳で聴き取れる感じだと、2本か3本のギターが、美しくも慈愛に満ちた旋律を紡ぎ上げてゆく。
 多くの方が、この美しい旋律を耳にされたことがあるのではないかと想像する。
 ちなみに、Car Graphic TV においても、BGM として、時折使われているのを耳にしたことがある。
 また、現在放送中のNHKの番組、『趣味悠々 今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を』においても、この曲がとりあげられている。この番組では、ギター1本で弾けるような編曲になっており、上記で取りあげた演奏に比べると、やや苦しげで、伸びやかさに欠ける編曲になっているのが少し残念である。やはりギターの演奏の場合、2台とか3台で、ひとつのゆっくりとした曲を演奏する方が、のびやかで無理のない演奏になる。一台のギターで伴奏も旋律も全てカバーするような編曲は、それはそれとして、演奏家の腕が栄えるものではあり、一人の男性が愛を込めて一人の女性に曲と演奏を捧げるような時にはとてもいいものかも知れないが、無理をして一人で旋律も伴奏もこなすより、二、三人がひとつの曲をきれいに、端正に描き出す方が無理がなく、聴き手としても曲に浸れる面は強いかと思える。
 余談になるが、荘村清志は、20年ほど前は、とても端正でハンサムな青年であった。上記の番組で、久々に彼の今の姿を目にした。私の想像の中では、あれだけ美しい青年は、もう少し格好良く、シブイ叔父さんになっているだろうと想像していたのだが、その想像よりは、枯れた感じの人になられていた。私の想像の中では、もう少し、大塚明夫さんのような雰囲気の人になっていて欲しいという部分があった。
 余談がさらに枝分かれすることになるが、大塚明夫さんは、心と魂がよいものをお持ちである感じがとてもするし、とても好きな声優さんの一人である。話がずれたついでで申し上げると『ゆかな』さんの声も、とても美しいと思える。

 今回、マイヤースの『カヴァティーナ』を取りあげるにあたって、この曲について調べていると、下記のようなCDが出ているのも見つけた。私としては、このCDも聴いてみたいという気持ちが出てくる。近いうちに購入してみたい。
 
 私は、ギターという楽器がとても好きだ。

ギター・エッセンス~クラシック・ギター・コンピレーション

ギター・エッセンス~クラシック・ギター・コンピレーション

  • アーティスト: オムニバス(クラシック), 村治佳織, ヨーク, 山下和仁, ソル, 福田進一, タルレガ, 渋谷環, サグレラス, パガニーニ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2004/09/22
  • メディア: CD


---以下引用---
商品の説明
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ギター・ファンにはたまらないアルバムでしょう。日本を代表するというか、世界的なギタリストが、ずらっと並んでいる。各人各様の技を楽しむという聴き方から、ギターの名曲をゆったり楽しむという聴き方など、勉強にもなるしヒーリングCDにもなるのだ。
---以上引用終了---
 このCDに収録されているカヴァティーナは、村治佳織 さんお一人による演奏であるようだ。


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