親米の人にも読んで欲しい、世界を知るための一冊。 [世界平和]
私は、このサイトをはじめて、
noric さんという、素敵なブロガーの方と知り合うことができた。
彼の、blogは、『働くおじさんのblog』というキーワードで、ネット検索をすると読むことができる。
私は、彼のブログを愛読させて頂いている。
彼の記事の中に、とても売れている本として、
『世界の日本人ジョーク集』という本が紹介してあった。
私は、とても感じるところがあって、即座に、彼が用意して下さっていた、amazonリンクから、上記の本についての、「商品の説明」および、レビューを読み、『ショッピングカートに入れる』ボタンを押した。それと同時に、私は、早坂 隆 氏 の、『世界反米ジョーク集』を、ショッピングカートに入れ、注文決定ボタンを押した。
この本は、単なる、『ジョーク集』ではなかった。
極めて、良質の、世界を知るための一冊であることを、
昨日、秋の夜長に、この本を読み進めているうちに、
痛いほどに、思い知らされることになった。
親米の方にも読んで欲しい本である。
世界がどのように動いているのか、どう進んでゆこうとしているのか、
私は、とても関心がある。
私は、日本も、世界も、平和であって欲しいと、常々願っている。
もしも、私が、何の知的裏付けもなしに、世界の平和を願ったとしても、
それは、とても、空しいものになりそうな気はする。
具体的に、世界が、どのように進んでいっているのか知っていて、
どのような、矛盾や、摩擦や、葛藤が、この地球の上に存在しているのか、
それを知ることによって、より、具体的に、願いを込め、行動を起こすこともできるようになる。
そのような、私の一連の流れにとって、
『世界反米ジョーク集』という一冊は、
とても大切な、一冊となりそうなのである。
この一冊を読む以前から、
アメリカ合衆国の軍事と産業の複合体の問題は、それなりに、知っていた。
昨日の読書によって、その知識は、より深まった。
この一冊は、単にアメリカ合衆国のことを知ることができるだけでなく、
この世界が、どのように、どのような方向に、進みつつあるのかを知るために、
とても役立ちそうに、私には思えた。
今後の、ロシアと、中国の動きも、とても気になっている私ではある。
その両国の動きを、この二冊から具体的に推し量ることはできないかも知れないが、
その両国の国民性は、感じ取ることができる。
早坂隆氏の、この2冊であるが、『ジョーク集』としてみても、それなりに、上質であると思う。
この二冊で、いろんな笑いをすることができる。
それは、保証できる。
私の以前の記事。『SFの偉大な金字塔である、『夏への扉』を読んでみる』
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-10-27-2
ここにおいて、私は、「ハインラインの言葉で、いつもよみがえってくる言葉がある。それは、人が笑うときに、その根底には、どうにもしようのないことへの、悲しみが必ず含まれているのだという言葉だ。人が笑うとき、深い悲しみがその根底に含まれていることは、確かに多い。そうでない、軽い笑いもある。しかし、笑わざるを得ない笑いの根底に、人としての深い悲しみが含まれていることは、確かに、とても多い」と書いた。
この2冊を読んでいて、上質なジョークに出会うことができる。
思わず笑ってしまうことが、何度も、ある。
その笑いをよくよく、振り返ってみると、
その笑いを何故笑わざるを得ないのか、掘り下げてみると、
その根底には、とても悲しい事実や、現実があり、
それらの事実や現実は、よほどの、努力や幸運があったとしても、
なかなかに、動かし難い、改善しがたいものを感じたりするのだ。
私は、自分を向上させたい。
人々も、幸せになって欲しい。
この星に暮らす人々に、精神的にも豊かな笑顔が満ちあふれることを願う。
そのための、一つの歩みとして、この2冊の本を購入して、とてもよかったと思える。
この2冊に出会えるきっかけを作って下さった、noric 氏に、心からの、感謝の気持ちを申し上げたく思う。
追伸。
この記事を読んで下さった方には、
私の記事、『自国が戦地になったことがない国』も読んで欲しいと思える。
カテゴリーは、『世界平和』の中の一つの記事だ。
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-25
いや~、私もnoricさんファンですよ。すごい情報収集能力と洞察力、完璧な方ですね。いつも楽しみにブログを開いていますよ。スミマセン。旅人さんのところでnoricさんを褒め称えてしまい・・・。
by (2006-11-08 20:04)
cocoa051さま。
いえいえ、構いませんです。noric さんは、すごいひとです。
by 旅人J (2006-11-08 22:17)
私が最近書いた記事に「あってはならない恐怖症づくし」というのがあって、
反米関連で
「BSE恐怖症のアメリカ人」
「地球温暖化恐怖症の米大統領」
てのを入れといたんですが、
どうでしょう?
by ask (2006-11-09 23:07)
ask さん。御訪問ありがとうございます。
近年の動きで、アメリカ合衆国のシティレベルや州レベルで、温暖化を防ごうという動きは高まっていて、あのブッシュでさえ、ガソリンの1/3をトウモロコシから造るアルコールに置き換えようとしてはいるようです。ペンタゴン・レボートもこのまま温暖化が進むと、恐ろしいことになることはいっているようです。とはいうものの、あの国は、経済優先ではありますねー。
by 旅人J (2006-11-10 09:57)