SSブログ

親米の人にも読んで欲しい、世界を知るための一冊。 [世界平和]

 私は、このサイトをはじめて、
 noric さんという、素敵なブロガーの方と知り合うことができた。
 彼の、blogは、『働くおじさんのblog』というキーワードで、ネット検索をすると読むことができる。
 私は、彼のブログを愛読させて頂いている。

 彼の記事の中に、とても売れている本として、
 『世界の日本人ジョーク集』という本が紹介してあった。
 

世界の日本人ジョーク集

世界の日本人ジョーク集

  • 作者: 早坂 隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 新書

 私は、とても感じるところがあって、即座に、彼が用意して下さっていた、amazonリンクから、上記の本についての、「商品の説明」および、レビューを読み、『ショッピングカートに入れる』ボタンを押した。それと同時に、私は、早坂 隆 氏 の、『世界反米ジョーク集』を、ショッピングカートに入れ、注文決定ボタンを押した。

世界反米ジョーク集

世界反米ジョーク集

  • 作者: 早坂 隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 新書


 この本は、単なる、『ジョーク集』ではなかった。
 
 極めて、良質の、世界を知るための一冊であることを、
 昨日、秋の夜長に、この本を読み進めているうちに、
 痛いほどに、思い知らされることになった。

 親米の方にも読んで欲しい本である。

 世界がどのように動いているのか、どう進んでゆこうとしているのか、
 私は、とても関心がある。
 私は、日本も、世界も、平和であって欲しいと、常々願っている。
 もしも、私が、何の知的裏付けもなしに、世界の平和を願ったとしても、
 それは、とても、空しいものになりそうな気はする。
 具体的に、世界が、どのように進んでいっているのか知っていて、
 どのような、矛盾や、摩擦や、葛藤が、この地球の上に存在しているのか、
 それを知ることによって、より、具体的に、願いを込め、行動を起こすこともできるようになる。

 そのような、私の一連の流れにとって、
 『世界反米ジョーク集』という一冊は、
 とても大切な、一冊となりそうなのである。

 この一冊を読む以前から、
 アメリカ合衆国の軍事と産業の複合体の問題は、それなりに、知っていた。
 昨日の読書によって、その知識は、より深まった。
 
 この一冊は、単にアメリカ合衆国のことを知ることができるだけでなく、
 この世界が、どのように、どのような方向に、進みつつあるのかを知るために、
 とても役立ちそうに、私には思えた。

 今後の、ロシアと、中国の動きも、とても気になっている私ではある。
 その両国の動きを、この二冊から具体的に推し量ることはできないかも知れないが、
 その両国の国民性は、感じ取ることができる。

 
 早坂隆氏の、この2冊であるが、『ジョーク集』としてみても、それなりに、上質であると思う。

 この二冊で、いろんな笑いをすることができる。
 それは、保証できる。

 私の以前の記事。『SFの偉大な金字塔である、『夏への扉』を読んでみる』
 http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-10-27-2
 ここにおいて、私は、「ハインラインの言葉で、いつもよみがえってくる言葉がある。それは、人が笑うときに、その根底には、どうにもしようのないことへの、悲しみが必ず含まれているのだという言葉だ。人が笑うとき、深い悲しみがその根底に含まれていることは、確かに多い。そうでない、軽い笑いもある。しかし、笑わざるを得ない笑いの根底に、人としての深い悲しみが含まれていることは、確かに、とても多い」と書いた。

 
 この2冊を読んでいて、上質なジョークに出会うことができる。
 思わず笑ってしまうことが、何度も、ある。
 
 その笑いをよくよく、振り返ってみると、
 その笑いを何故笑わざるを得ないのか、掘り下げてみると、
 その根底には、とても悲しい事実や、現実があり、
 それらの事実や現実は、よほどの、努力や幸運があったとしても、
 なかなかに、動かし難い、改善しがたいものを感じたりするのだ。

 私は、自分を向上させたい。
 人々も、幸せになって欲しい。
 この星に暮らす人々に、精神的にも豊かな笑顔が満ちあふれることを願う。

 そのための、一つの歩みとして、この2冊の本を購入して、とてもよかったと思える。

 この2冊に出会えるきっかけを作って下さった、noric 氏に、心からの、感謝の気持ちを申し上げたく思う。

 
 追伸。
 この記事を読んで下さった方には、
 私の記事、『自国が戦地になったことがない国』も読んで欲しいと思える。
 カテゴリーは、『世界平和』の中の一つの記事だ。
 http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-25
 


nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(2) 
共通テーマ:学問

nice! 3

コメント 4

いや~、私もnoricさんファンですよ。すごい情報収集能力と洞察力、完璧な方ですね。いつも楽しみにブログを開いていますよ。スミマセン。旅人さんのところでnoricさんを褒め称えてしまい・・・。
by (2006-11-08 20:04) 

旅人J

cocoa051さま。
 いえいえ、構いませんです。noric さんは、すごいひとです。
by 旅人J (2006-11-08 22:17) 

ask

私が最近書いた記事に「あってはならない恐怖症づくし」というのがあって、
反米関連で
「BSE恐怖症のアメリカ人」
「地球温暖化恐怖症の米大統領」
てのを入れといたんですが、
どうでしょう?
by ask (2006-11-09 23:07) 

旅人J

ask さん。御訪問ありがとうございます。
 近年の動きで、アメリカ合衆国のシティレベルや州レベルで、温暖化を防ごうという動きは高まっていて、あのブッシュでさえ、ガソリンの1/3をトウモロコシから造るアルコールに置き換えようとしてはいるようです。ペンタゴン・レボートもこのまま温暖化が進むと、恐ろしいことになることはいっているようです。とはいうものの、あの国は、経済優先ではありますねー。
by 旅人J (2006-11-10 09:57) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。