試聴曲の用意ができました。荘村清志氏のギター。 [音楽]
http://tabibito-j.blog.so-net.ne.jp/2008-04-17
この記事に試聴曲を用意させていただきたいと書かせていただいていた。その用意ができたので、聴いていただけたらと思う。
やや長めの試聴曲になっているが、荘村清志氏、及び関係者の皆様には御容赦いただきたい。
- アーティスト: 荘村清志,アルベニス,ファリャ,グラナドス,テデスコ,タルレガ,マイヤーズ,アーレン,ブローウェル,バリオス,セゴビア
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/08/08
- メディア: CD
このアルバムは、2枚組で、その中より6曲をピックアップしてみた。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
カヴァティーナ~映画「ディア・ハンター」より。映画「ディア・ハンター」で使われているオリジナルの演奏もうつくしいが、荘村清志氏のこの演奏もとても素晴らしい。編曲として見るとき、数人で演奏されているオリジナルを、一人で演奏することは不利に働くはずであるが、そのビハインドを感じさせない演奏だ。
今回、6曲の試聴曲を用意していて、彼の演奏による『亡き王女のためのパヴァーヌ』をあらためて聴いて鳥肌が立った。ラヴェルの作品の中で、同曲は私が最も好きな作品だ。
『聖母の御子』
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
あと4曲の試聴曲をお聴きいただく場合は、この下にある、「続きを読む」をクリックしていただきたい。
ガットギターの美しさに打たれる。 [音楽]
- アーティスト: 荘村清志,アルベニス,ファリャ,グラナドス,テデスコ,タルレガ,マイヤーズ,アーレン,ブローウェル,バリオス,セゴビア
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/08/08
- メディア: CD
このCDを購入して聴いてみた。
購入して、数ヶ月が経つが、わたくしが過去に手に入れてきたLP、CDの中でも、最も高く評価したい一枚となった。
Keith Jarrettの精神性も素晴らしいと感じるが、荘村清志の精神性も極めて素晴らしいと感じる。Keith Jarrettの『The Melody At Night, With You』は、極めて繊細で優しく感じるのに対して、荘村清志の演奏を聴くと、『求道者』という言葉が何度も浮かんでくる。繊細でありながら、まっすぐであり、すがすがしくもある、高い精神性を感じさせられる。
誠心誠意生きてきた生きざま。まるで、剣道や弓道で極めて高い境地に立っている人のような感じを受けるのである。
愛情にも、母性愛的な愛もあるし、愛が深いがゆえに厳しさを大切にする人もいる。
太陽の素晴らしさもあれば、月の美しさもある。
火と水。どちらもわたくし達には必要だ。
そういう意味で、Keith Jarrettの『The Melody At Night, With You』と、荘村清志は、ずいぶん違う世界であり、対照的ともいえるのだけれども、深い奥底の部分でとても共通するものを、わたくしは感じる。
荘村清志の演奏は、情におぼれ過ぎることなく、ギターの名曲を奏でてゆく。
このアルバムでは、録音がとても素晴らしい状態にあるものが多いのも、とても嬉しい。ガットギターという楽器の響きの美しさが、とても伝わってくる。
私自身、ガットギターという楽器をかなりの時間、奏でてきた経験がある。
ガット・ギターという楽器自体を作ることにしても、日本には、相当な達人がいるのだと私はそう認識している。
この楽器は、その奏でる人の境地が出やすい楽器だと思える。
これほどに、素晴らしい演奏を聴けることは、極めて素晴らしいことだと私には思える。これほどの演奏が聴けると、日本という国で、海外の様々な文化が、より深められたりすることが多いことが思い起こされる。パリやミラノで活躍する日本の服飾デザイナーがいたり、近年のフェラーリのデザインに日本人が関わっていたり、アニメの文化にしても元々はアメリカから入ってきて、日本が世界に誇る文化にもなってもいる。茶道や禅なども、中国から入ってきて、日本で進化していった。ビーフ・ステーキという食べ物にしても、世界で一番美味しいそれを食することができるのは日本なのではないだろうか。
そういう、日本という国の働きがあって、ギターという楽器の演奏も極めて洗練されていったように感じてしまう。
そういった一つの到達点を感じさせてもらえる演奏であると、私は評価したい。
古く懐かしい演奏もある。
ギターという楽器の歴史は古い。
しかし、このアルバムでは、わたくし達人類の一人が新しい境地にたどりついたことを感じられることがとても嬉しい。
近いうちに、視聴曲を用意させて頂きたいと思っている。
2008.04.30.追記。
試聴曲の用意をさせて頂いた。やや時間が掛かり、申し訳ない。
「続きを読む」をクリックしていただくと、試聴記事を用意させていただいた記事へのリンクが現れる。
極めて、繊細で、優しく温かい精神性。 [音楽]
この演奏を聴くと、そのあまりの精神の繊細さを感じ、多くの人への暖かく優しい気持ちが行き渡っていることに、衝撃に近いほどの感動を覚えた。
私達三人ともに、深い感銘を受け、鳥肌が立ち、涙さえ浮かんでくる。あまりにも優しく、細やかな心遣いをする人であることが、とても伝わってくるのだ。
人々は、様々な出来事に出会う。様々な出来事で、ある時には、心がささくれだったりもする。
この世の中は、彼ほど繊細で優しい心遣いをする人が生きてゆくには、あまりにもつらいものがあるのではないかと想像する。それでも、彼は、優しさと暖かさと人々への深い思い遣りの気持ちを大切に生きていることが、とても伝わってくる。
これを書いている時点では、以下のamazonリンクから、『The Melody At Night, With You』の各曲の試聴ができる。
Keith Jarrett。彼の名前は、昔から知っていた。
このCDは1998年の録音で、それまで、しばらくの間、慢性疲労症候群という病気のために活動を休止していたのだと知った。
わたくしは、慢性疲労症候群について、それなりに調べてきた。この病気については、イギリスでの研究が進んでいるようである。国内では、国立大阪大学での研究が先進的であるようだ。過去の文献を紐解いてみると、真剣に「禅」の道を究めようとした少なからぬ禅僧が、慢性疲労症候群としか思えない症状に苦しんできたこともわかった。
慢性疲労症候群について、様々なことがわかりつつあるが、これという治療法はみつかっていない。無理をせず、できる限りストレスが少ない生活をした方がいいというような対処法しかわかっていない。軽い運動はこの病気の治癒に役立つ可能性があることもいわれているが、それは、この病気に苦しむ人の半数ほどでしかないという。
この病気になる人に、ある程度共通している傾向があって、それは、あまりにまっすぐに生きようとする人、細やかな配慮をする人、責任感が強い人といった傾向が見られるようだ。キース・ジャレットの場合、この演奏を聴くと、あまりにも繊細で純粋な魂であり、関係する多くの人々への優しい配慮を行き渡りすぎるほどにされてこられて、しかも暖かい愛情を大切に生きてこられたことが、いたいほどに伝わってくる。
私達は彼の演奏を聴いて、彼の生きざまに、心からの賛辞を捧げたい気持ちになった。
彼の演奏を聴いて、この人類の将来に、明るい希望が持てる気持ちにもなった。
We Are The World。 [音楽]
1985年にチャリティ目的で制作された、『We Are The World 』。
あのときの感動が、20余年も前のことだったという気がしない。それほど魂にしっかりと刻み込まれているのかもしれない。
試聴曲を用意した。
制作の模様も入ったDVD。この様子は、当時放送された映像を見た記憶があるが、それらがまとめられているのだと思える。
このDVDは、リージョンコードがリージョン2で、2枚組。
54分にまとめられて、DVD1枚になり、お値段も半分ぐらいになっているのがこちら。
CD版の方は、新品にはかなりのプレミアがついている。中古版でさえ、これを書いている時点で、5000円からだ。既に廃盤になっているようなので、チャリティ資金的には、「間接的に」というイクスキューズ付きと考えた方がいいのかもしれない。
We Are The World: U.S.A For Africa
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: PolyGram
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
ヘンリック・シェリング。バッハ。ヴァイオリン・コンチェルト。 [音楽]
Henryk Szeryng が演奏する、バッハのバイオリン・コンチェルトは柔らかさ、人としての温かさ、まっすぐさを感じさせてくれる。
私の以前の記事、『ヘンリック・シェリングのヴァイオリンが奏でるバッハの美しさ』。
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2007-06-01
この記事で紹介したCDを購入した。20年ほど前から所有していたLPと同じ内容のCDだ。
このディスクの最後に、『G線上のアリア』として有名な、『管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068~アリア』が入っている。この曲の試聴曲を用意させて頂いたので聴いてみていただければと思う。
- アーティスト: シェリング(ヘンリック), バッハ, マリナー(ネビル), アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ, アッソン(モーリス)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1995/07/05
- メディア: CD
このCDには、三つのヴァイオリン・コンチェルトが入っている。
『巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』 オープニングテーマ曲、試聴版添付のお知らせ。 [音楽]
私の以前の記事、『巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2007-09-15-1
こちらに、オープニングテーマ曲試聴版を用意いたしました。
『てなもんやボイジャーズ ゲバゲバ90分!のテーマ』という曲です。
『できるかな』 [音楽]
1967年から1990年までNHK教育テレビで放送されていた番組、『できるかな』。
登場キャラクターは、「ノッポさん」と「ゴン太くん」。
「ノッポさん」は、終始無言であることが特徴であったが、最終回では、セリフがあったという。驚きだ。
NHKのサイト。
http://www.nhk.or.jp/digitalmuseum/digitalmuseum/chara/chara_d.html
できないことができるようになるということは、とても尊いことだ。人が人としてなぜ素晴らしいのかを考えるとき、できないことができるように努力する姿勢に人としての美しさと深い喜びがあるのだと思える。
2004年10月に、フジテレビ『トリビアの泉』で初代ゴン太くんが登場したという。
『フルメタル・パニック? ふもっふ』に登場した、かなり「ゴン太くん」を意識したと思えるキャラクターは、「ボン太くん」。妻はこのキャラクターをとても気に入っている。このアニメ自体も、妻は相当に気に入っているようだ。
この記事は、著作権的に、かなりすれすれなものを感じるのであるが、関係者の皆様には大目に見ていただきたい。m(__)m
Ombra mai fu オンブラマイフ に試聴曲を用意いたしました。 [音楽]
私の過去の、『Ombra mai fu オンブラマイフ』に関する記事は、
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-24-1
こちらで読んでいただくことができます。
この記事の中で、新しい解釈で、現代と歴史の美しい融合を果たせているように感じる、『Ombra mai fu 』を御紹介申し上げました。もともとの、『Ombra mai fu 』の美しさを保っていながら、のびやかで、心が浮き浮きするような感覚も味わうことができます。
試聴曲を用意いたしました。
- アーティスト: Mary Scully, Paddy Lannigan, Ben Chappell, Caroline Dale, Jonathan Williams [cello], Jonathan Williams [horn], Naomi Wright, Stephen Orton, Nicholas Rodwell, Paul Schwartz
- 出版社/メーカー: Koch
- 発売日: 2004/09/21
- メディア: CD
ヘンデル サラバンド に試聴曲を用意いたしました。 [音楽]
私の過去の記事、『ヘンデル サラバンド』に、試聴曲を用意いたしました。
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2007-09-15-3
こちらでございます。
バッハとグノーによるアヴェ・マリア。試聴曲を用意しました。 [音楽]
バッハとグノーによるアヴェ・マリアに関する私の記事は、
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-26にあります。
この記事では、バッハとグノーによる、『Ave Maria 』を20曲あまりを聴き比べしてみた経緯などについて、記事といたしました。20数曲を聴き比べて、私達が最も良いと感じられた『Ave Maria 』は、Jewelというアーティストによるものでした。
この曲の試聴曲を用意いたしましたので、御興味のある方はどうぞお聴き下さい。
Jewelの『Joy - A Holiday Collection 』というアルバムに入っている他の曲は、やや子供っぽい感じがするものがあったりはします。それでも、これだけ美しい『Ave Maria 』を聴くことができるという意味では、購入する価値もあるように感じます。
この曲に関して、いろいろ書かせていただいているので、御興味のある方は、『癒される音楽-2』
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-26
こちらもお読みいただければと存じます。