『綿の国星』という作品。 [Books]
三ヶ月ほど前に、大島弓子(著)の『綿の国星』を、読んだ。
私にとっては、20数年ぶりに、この作品を読んだことになる。
この作品は、カテゴリーとしては、「少女コミック」、ということになるのだろうか。
動物ファンタジーともいえるかも知れないが、多くの人は、この作品を、「猫の姿を借りて少女の内面を見事に描いた作品」と評しているようである。
物語は、捨てられた子猫が、悩み多き青年に拾われるところからはじまる。
青年と子猫の交流で、青年は癒され、道を見いだしてゆく。
また主人公の、「諏訪野チビ猫」も、日々学び、成長してゆく。
SFの偉大な金字塔である、『夏への扉』を読んでみる。 [Books]
ピエドラ川のほとりで私は泣いた [Books]
アルケミスト―夢を旅した少年 [Books]
少年は旅をする。錬金術師の弟子としての生活も経験する。
「錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語 」(「BOOK」データベースより)
心に、静かに、定着してくるような、感覚。
共に旅をしているような感覚を味合うことができた。
とてもよい本だと思う。
私の知人の一人は、一晩で読んでしまったという。
とても感動し、泣きもしたという。そして何より、心が温まったという。
私のとても身近な、大切な人は、極めて感動し、涙が止まらなかったという。
悲しくて泣いた訳ではないという。
探し求め、放浪の旅もして、必死の思いで旅をして、最後の最後に、探し求める大切なものが身近にあったことを知る。懸命に探し求め、旅を続けたから、彼は本当に大切なものを見つけることができたのだ。
人によっては、『ピエドラ川のほとりで私は泣いた 』 よりも、こちらの方がいいというと思う。
山岡鉄舟 [Books]
私にとって、山岡鉄舟は、とても気になる人物であり続けている。
もしも、私が、その時代に生きていたとしたら、
お会いできるものなら、会ってみたい人物であるともいえる。
山岡鉄舟が若い頃の御弟子は、素晴らしい人が多かったという話を聞いた。
山岡鉄舟の晩年の御弟子は、イマイチだったという。
剣術、書、禅に優れていた人物。
明治維新にも大きな役割を果たしている。
私が、明治維新について書いた記事は、
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-28
↑こちら。
『未来世療法』 [Books]
この本は、いろんな意味で、とても大切なことが書いてあると思う。
今現在を、どのように生きて、
ものごとをどのようにとらえるかによって、
自分の将来をどのように変えてゆけるのかが変わってくる。
自分自身の心をどう運んで行くのか?
自分の命をどう運んでゆくのか?
「命」を「運ぶ」と書いて、「運命」という言葉になる。
この本のサブタイトルは、『運命は変えられる』だ。
私たちは、どんな将来、未来を手に入れようとしているのだろうか。
それが、愛に満ちて、調和に満ちたものになるのを、とても、願う。
私は、この本は、とても貴重な本であると感じた。
友人の一人に、この本を紹介した。
その友人は、とても感動したとのことだった。
彼女は、さらに四冊買い足し、その友人に配ったという。
彼女も、彼女の大切な人に読んで欲しかったのだろう。
キノの旅 -the Beautiful World- シリーズ新刊 [Books]
以前、紹介申し上げた、
キノの旅 -the Beautiful World-
シリーズに、新刊が出ているのを発見した。
キノの旅〈10〉the Beautiful World (文庫)
表紙の絵が、ちょっと怖い。
以前の私の記事はこちら。
http://blog.so-net.ne.jp/tabibito_j/2006-09-27-1
要約いたしますと。------------
このシリーズ、かなり好きです。
いま、9巻まで出ているようですが、たぶんほとんど読んでいるような気がします。
ライトノベルでありますが、作者である時雨沢 恵一さんの文章が、とても透明感を持っていて、心の静寂さを感じまして、とても心地よく感じるのです。
時雨沢恵一さんのような雰囲気を持った文章は、この世の中において、なかなかに貴重なものではないかと思ったりもします。
旅が好きな人には、とてもオススメできるライトノベルです。
たぶん、いろいろ忙しく、ストレスをため込んでいる人にもかなりオススメできます。
この小説、実はかなり、ヒーリング効果が高いように思えます。
さらに加筆いたしますと、---------
この小説の中だけでなく、この世の中で暮らしていると、自分と、とても違う思考・行動パターンを持っている人達に出会います。
そういう、色々な人達と、どんな風な接し方をすると、心地よく、交流を持てるのか、そういう示唆に富んだ作品になっているようにも思います。
-------------------------------
知人が、これを読んで、かなり笑えたとのことで貸してくれた。
キノの旅 -the Beautiful World- シリーズ愛読者の方には、ちょっとオススメかもしれない。
『キノの旅』を読んでない人には、全然面白くないと想像する。
シリーズ愛読者であっても、読まない方がいいという説もあるようだ。
記事予告? 『ダ・ヴィンチ・コード』。本の御紹介? [Books]
『ダ・ヴィンチ・コード』
こちらが、原作です。
映画はこちらです。
ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション ミニクリプテックス付き
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2006/11/03
- メディア: DVD
映画の方は、原作をだいぶ単純化してありますが、
様々な映像が、私には、とても衝撃的ともいえるほどに、迫ってくるものがありました。
人によっては、とても感動的作品になりえると思います。
人によっては、是非とも知っておいた方がいいことが書いてあったりするとも思います。
人によっては、読んでいて、ちょっと頭が痛くなるかもしれません。
人によっては、どうでもいいことだったりするかもしれません。(笑)
文庫版も出ています。文庫版は、上、中、下、三巻に別れています。
キリスト教圏で、とても話題を呼んだようですが、
日本では、あまり、大きな話題にもならなかったとも思えます。
この本に関連する、テレビ番組はチラリと見ました。
変な記事で申し訳ありません。
記事としてまとまってませんが、とりあえず公開しちゃいます。
御容赦のほど御願い致します。
私にこの本をオススメ下さった○○さんに心から感謝いたします。
また、○○さんは、私にこの映画のチケットも下さいました。
心から、感謝申し上げます。
---------------------------------------
>映画では隠された25分があるという、コンプリート・ボックスの発売が待ち遠しいです。
という、コメントを頂きまして、調べましたところ、
下記の製品は、だいぶお値段が高くなるものの、
「●Disc1:本編ディスク
約25分を新たに追加したエクステンデッド版」
「●Disc3:「ダ・ヴィンチ・コード展」限定発売DVD
映画「ダ・ヴィンチ・コード」登場の史跡を巡り、
また解説する映像集」
これらが追加され、他のオマケも付いていると思われる、
『ダ・ヴィンチ・コード コンプリート・ボックス』が発売されているようでありました。
ダ・ヴィンチ・コード コンプリート・ボックス (完全初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2006/11/03
- メディア: DVD
キノの旅―The beautiful world [Books]
このシリーズ、かなり好きです。
いま、9巻まで出ているようですが、たぶんほとんど読んでいるような気がします。
ライトノベルでありますが、作者である時雨沢 恵一さんの文章が、とても透明感を持っていて、心の静寂さを感じまして、とても心地よく感じるのです。
時雨沢恵一さんのような雰囲気を持った文章は、この世の中において、なかなかに貴重なものではないかと思ったりもします。
今回、この本を取り上げたのは、
私も「旅人」であり、
私も、以前古いバイクに乗っていたからでもあります。
RD-250という古い古いバイクです。
また、「キノ」にも「師匠」と呼べる人がいて、
私にも「師匠」と呼べる人がいるという共通点もあります。
旅が好きな人には、とてもオススメできるライトノベルです。
たぶん、いろいろ忙しく、ストレスをため込んでいる人にもかなりオススメできます。
この小説、実はかなり、ヒーリング効果が高いように思えます。
2006.10.16の加筆。------------
この小説の中だけでなく、この世の中で暮らしていると、自分と、とても違う思考・行動パターンを持っている人達に出会います。
そういう、色々な人達と、どんな風な接し方をすると、心地よく、交流を持てるのか、そういう示唆に富んだ作品になっているようにも思います。